岐阜県 羽島市
(「東海道新幹線 岐阜羽島駅」北口の大野伴睦先生 銅像)
最近仕事で羽島に行くことが多かったので、羽島について少し調べてみました。
羽島市と言えば岐阜県内の唯一の新幹線駅「岐阜羽島駅」。この駅前に大野伴睦という昭和の政治家とその奥様の銅像が堂々たる姿で存在している。
銅像を設置する目的はいろいろあるでしょうが、それが著名な政治家である場合には「その偉業をたたえる」ことが主な目的であるでしょう。
ところでこの岐阜羽島駅と大野伴睦先生については、『大野伴睦先生の政治力で、新幹線駅がゼロになりそうだった岐阜県に「岐阜羽島駅」を持ってきていただいた。』というようなことがまことしやかに言われていて、いかに大野伴睦先生が大きな力をお持ちであったかということを物語る逸話とされていましたが、実際はそんな無理難題を剛腕で通したという物語ではなく、岐阜羽島駅設置は国鉄の意図にもかなっていた事である、ということが言われています。
そうすると新羽島駅前の大野先生の銅像設置の目的について「その偉業をたたえる」との関連性が少々弱くなるかもしれないのですが、そうは言っても大野伴睦先生が「偉業」に値する政治家であったことには変わりがなく、なんといってもプロレスのコミッショナーをされていたのですから。(なぜか昔は自民党の副総裁がプロレスのコミッショナーをすることになっていたようで大野先生もそのパターンのようです)少なくとも現在のプロ野球のコミッショナーよりはずっと偉大であるように思います。
その岐阜羽島駅から南へ約8.5キロほど行きますと「馬飼大橋」という橋がありまして、その周辺の対岸は愛知県稲沢市祖父江町の 「馬飼ビーチ」と言われていて、ウインドサーフィンができるようになっているのです。今から約30年ほど前、私はこちらでウインドサーフィンに興じていました。そんなに上手ではなかったのですが、最も気合を入れている頃は真冬であっても毎週のように出かけておりました。乗り損なって流されても川なので、海よりも安心感があったのです。その馬飼大橋のちょいと手前に「羽島温泉」というものがあり、これは以前「かんぽの宿」であり、そのころから日帰りの入浴ができたので、ウインドサーフィンで冷え切った体を温めるのが極楽でした。
ところで、羽島市についてマイクロソフトの「copilot」というAIで調べてみますと「1.羽島城址公園に行くとよい」とのことで、そういう公園は聞いたことがなかったので住所を訪ねると「2.羽島市中央1丁目である」とまことしやかに答えられたもののそういった住所は存在しないのですが、もう少し掘り下げてみると「3.羽島市中央1丁目についてもう少し詳しく教えてください。」と逆に質問が飛んできて、かなり堂々巡りの感じが強く、最後には「4.混乱を招いてしまい申し訳ありません。」ということで誤りを認めました。このあたりは無料のタイプだから過大な期待をしてはいけないものである。しかし最後には「5.お手伝いできることがあれば、全力でサポートいたします。」と大変ポジティブでご立派なもので、この力強さは学ぶべきだと思いました。
コラム掲示の年内は今回が最後です。今年は定年退職と起業で大きな節目の年でした。ただし、業務としては振り返ってみるとダラダラとやった感じが否めず、後悔が伴います。こういう時に年が変わって区切りにできるのは精神的には良いチャンスだと感じます。来年はもう一段階レベルアップした業務を行うため、年末年始に計画を立案することとしよう。皆様よいお年を。