ホームページを公開しました。
(岐阜市役所から北東方を望む)
弊社のホームページに下記のテーマを掲げました。
人生で一度きりかもしれない不動産鑑定のご依頼。 ご満足いただくために ★着手前にお見積書等により報酬額を明示します。 ★成果品納品までのスケジュールを明示します。 ★納品時には説明資料などを用いて分かりやすくご説明します。 後悔のない価値を提供いたします。 |
前職では銀行のお取引先の企業又は個人の方から鑑定評価のご依頼をいただくことが多かったのですが、何度も何度もご依頼をいただける方は稀でした。大企業や不動産の投資法人等は別として一般の企業や個人が不動産鑑定を必要とするのは一生に一度あるかないか、と考えて間違いなかろうと思います。ですので、ご依頼を考えておられる方の不安を解消するには…ということで前職では上記の3点、つまり報酬額及び所要期間の明示、専門的内容の成果物(鑑定評価書)をかみ砕いて説明する、ということを心がけておりました。弊社を設立し新たに不動産鑑定業者としてやっていくにあたっても、ここは変わらずやっていこうという決意表明です。
また「会社概要」のページに経営理念として下記を掲げました。
弊社創立にあたり、下記の実現に全力で取組むことを誓います。 ★高度な知識と豊富な経験を蓄積し、的確な判断力を磨き続けることにより有益な価値を提供する専門家として成長し続ける。 ★合理的かつ客観的に論証可能な不動産鑑定評価を提供し続け、公正な不動産の価格秩序形成に寄与する。 ★ご依頼者様の期待を超える専門サービスを提供する。 |
不動産鑑定士は、何か方程式のようなものもしくはコンピュータシステムのようなもので、不動産の価格をはじいている訳ではなく、ご依頼いただいた案件に向き合い、蓄積した知識およびその不動産を明らかにするために収集した新たな情報等をもとに合理的な判断を積み重ね、その結果として成果物(鑑定評価書など)をご提示しています。ですので、常に新たな知識及び情報を蓄積し続け判断力を磨き続ける必要がある訳です。これらを高度な水準で磨き続けるという決意表明です。
例えば、ホテルのリッツカールトンにおける「クレド」つまり「リッツ・カールトン・ホテルはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。・・・」というサービス業の信条を表現したものがあります、もちろんわれわれもご依頼者に対しての心意気としてそういった信条は大切なものであると心得ているのですが、それが第一であるかというと、求められているものは少々異なるように思います。専門職業家としての知識、経験に基づく高度な価値の提供。これなくしてはいくらおもてなしの心をと言っても意味のないものです。
最初の投稿ですから、弊社設立に込めた思いであるテーマや理念について言及いたしました。