【寄稿】私の関税が米国を復活させた(トランプ大統領:ウォール ストリート ジャーナル)

 

 週刊ダイヤモンド2/21・28合併号の「ウォール ・ストリート・ジャーナル発」というコーナーに2/1のにウォール紙に記載されたトランプ大統領の寄稿が和訳して掲載されていました。

 得意の自画自賛で相互関税政策の効果を大々的にアピールするとともに、これに批判的だった(ウォール・ストリート・ジャーナルを始めとする)マスコミやエコノミストをこき下ろしている。すごい生命力だ。掲載してくれているウォール紙をこきおろしの先頭に持ってきているのもすごい。

 と思っていたら、アメリカの連邦最高裁では違法だという判決が下された。トランプ大統領及びその取り巻きの方々としては多分この判決は織り込み済みだったろうから、この寄稿はどういう意図だったのだろうと考えざるを得ない。最高裁判決直後にまた別の方法で関税を発表しているから、これらあれこれを含めてシナリオに基づいてやっているということなのかな?なんとタフな人たちだと思う。これを全世界を巻き込んでやるのだから・・・

 それにウォール紙としては、この寄稿を掲載したのはどういう意図なのだろうか?①トランプ大統領様、参りました。②皆さん!すごい厚顔無恥でしょ!?等々いろいろ考えうるけど、普通は②かな?でもそれだけじゃなさそうなところがあって、すごいタフな国だと思う。日本の政治家・マスコミはこの国には一筋縄では勝てなかろう。

 話は変わりますが、2/25の日経「中外時評」(日経論説委員:田中秀幸氏)に気になる記事がありました。『「張り子の虎」のNATO軍』というタイトルの記事で「ウクライナ軍の実戦経験を持つ10人がNATOの軍事演習に参加したら、NATO軍の2個大隊がわずか数時間で戦闘不能になってしまった云々」ということでつまり実戦経験を持つ兵士にNATO軍が全く手も足も出ないわけで、これは相手がロシア軍でも同様だろうと思われ、「欧州の軍隊がロシアと戦えるようにするためにはかなりの困難が伴う」とされているらしい。さらにロシア軍には北朝鮮軍が加勢していて、この北朝鮮軍の実戦経験の蓄積は日本にとって深刻な脅威である、ということだそうです。これは恐ろしいことですね。

以上