読書

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ババヤガの夜(王谷 晶)新着!!

 イギリスの文学賞であるダガー賞の翻訳部門を受賞した小説だそうで、この賞については柚木麻子さんの「BUTTER」という小説が候補になっているという事を事前に知っていたのですが、その柚木さんの小説は読んだことがなく、本屋を […]

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わかったつもり (西林 克彦)

 カバーの見返しのところに本文からの引用があります。ここがこの本の本質だと思うので引用します。  後から考えて不十分だというわかり方を「わかったつもり」とこれから呼ぶことにします。この「わかったつもり」の状態は、ひとつの […]

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殺戮に至る病(我孫子武丸)

 物騒なタイトルですが、内容をきちんと表現したタイトル、つまり相当に物騒な内容で、サイコパス・ホラーなどが苦手な方はおそらく最後まで読み切ることが難しい、そう言い切れるほど物騒な内容です。  ところが、この本も前回の「十 […]

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十角館の殺人(綾辻 行人)

   私の習慣で本は必ず2回以上読むことにしています。主な理由は、1回では大事なところを読み落としている可能性が高い、つまり1回目はストーリー展開に気を取られて読み飛ばすことが多いので、2回目だとそういったことから割と自 […]

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テスカトリポカ(佐藤 究)

2021年上半期の直木賞受賞作「テスカトリポカ」 「テスカトリポカ」とは聞いた事のない言葉ですが、アステカの神話の中の神様だそうです。どういう訳か「煙を吐く神」なのだそうで、これがどういうことなのかは、本書にあたっていた […]

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