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百年の孤独 ガルシア・マルケス

   昨年、新潮文庫が満を持して文庫のラインナップに加えたノーベル賞受賞作家の名作です。日本で刊行されたのは1972年だそうで、私は以前これを読みかけて途中で投げ出したことがある。 「やたら長い文章があり、その途中で現在 […]

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明暗 夏目漱石

 夏目漱石の最終作。驚くことに話の途中で終わっています。つまり夏目漱石先生が執筆している途中で他界されてしまった。その6年前に療養に行っていた修善寺で胃潰瘍による大量の吐血で生死をさまよっておられますが、この時に完治され […]

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「クララとお日さま」 カズオ・イシグロ

カズオ・イシグロのノーベル賞受賞後第1作。ノーベル賞を受賞した後に新たな作品を出すというのはすごいプレッシャーなのではなかろうか。世界中の共通認識として最高であると認められた作家というブランドを身につけたところで、さらに […]

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春琴抄 谷崎潤一郎

 文庫本の帯に「谷崎最初の一冊なら」と書かれている。確かに新潮文庫では小説本文は100ページに満たない量であるし、春琴と佐助の純愛物語風で取組みやすそう、しかものちに続く谷崎先生の いわゆる「変態的物語」を考えると、最初 […]

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関ケ原(司馬遼太郎)

                             関ケ原古戦場記念館    関ケ原、言わずと知れた天下分け目の戦いの地。去年のお盆休みの時期に関ケ原町の役場に行ったのですが、隣の「関ケ原古戦場記念館」多くの方がに […]

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