科学的に証明されたすごい習慣大百科(堀田 秀吾)

 先日からどこの本屋に行っても必ず平置きになっており、サブリミナル的に記憶に刷り込まれていたためか「人生が変わるテクニック112個集めました」という釣りにひかれて買ってしまいました。ただし、純粋な読書としては、まぁ意味がなく、実際にいくつか習慣化できた時点で「有益だった。」という評価になるという本だと思う。そのため自分に合いそうなものをいくつかピックアップしてみる。

①「別の作業をちょくちょく挟む」ポモドドーロ・テクニックという「人間の集中力は25分しか持続しない」ということを使って25分の集中と5分の休憩を繰り返すのが集中力を高める作戦がある。とはいっても、この通りにガチの時間管理は少々堅苦しいので、集中力が落ちてくる段階で、別の軽い作業を少し入れるとメインの作業への集中力がリセットされるらしいです。

 いらなくなった紙の資料をシュレッダーにかける作業を一気にやるときがあるのですが、これを挟み込む作業として取っておいてやってみようかなと思う。でもね、時々シュレッダーが機嫌を損ねる時がありそうすると回復に時間がかかるので要注意。

②『「ツァイガルニク効果」を使う』  「ツァイガルニク効果」は「未完の出来事のほうが記憶に残りやすい」ということで、つまり、あえてキリの悪いところで仕事を終えておくと記憶に残ってアイデアが広がる、ということだそうです。でもそれを狙うと、プライベート時間にもアイデア出しをしてしまうのが前提になってしまって精神衛生上よくない。実は、ずっと前から「仕事はキリの良いところではなくて決まった時間が来たら途中でもやめた方が、翌日にさっと思い出せるので効率的だ。」とは思っており、多分そのやり方が効率的なのだろうと思う。

③「音楽を聴きながら作業する」 音楽を聴くと脳の報酬系の働きが活発になって気分が上がる。モーツァルトの音楽を聴くと脳の活性化、仕事の効率化をあげると期待される現象を「モーツァルト効果」というようです。1998年に東京印刷という企業がこのモーツァルト効果で印刷ミスを1/7に減らしたとか。

 モーツァルトはCDなどは持っていないが、ショパンとかリストならあるのでこれで実験してみようか。気にならない小さな音だとなんとなく調子が上がるような気がしますが、本格的な業務の難所を迎えると少々邪魔さを感じるような気がする。「気がする」なので小さな音で続けてみようかな。運転中だと「ショパン」が一番穏やかに行けるとは思う。

④「自問自答する」「セルフトークをする」 2項目なのですが、どちらも同じようなものなのでまとめて。脳内で自問自答すると正しい判断ができやすい。さらに「やるぞ!」ではなく「やれるかな?!」と自問してから取り組んだ方が成果が高いそうである。一人で仕事をするようになって、独り言が多くなったような気がして、これからは「今日中にできるかな?!」という感じの独り言に変えてみようか。

⑤「ひと笑いしてから取り組む」幸せな気持ちで物事に取り組むと生産性が12%アップするそうで、とりかかる前にショート動画などで漫才かコントでひと笑いしてからにするとその効果が得られるらしい。これも、一人の職場だとやりやすいね。

⑥「背筋を伸ばす」背筋を伸ばし、胸を張るとテストステロンが増加しコルチゾールは低下するそうで、つまりストレスは減少し積極性が増加するらしい。対応が簡単だから早速採用しよう。

⑦「手をよく洗う」手を洗うと自責の念が洗い流されるそうで(マクベス効果と呼ばれる)、「どうもこれは頭に来たときは6数える」みたいに負の状況の場合にやることを決めておくと、負から逃れやすくなるらしい。とりあえず、手洗いで実験してみようか。

 

全部で112個ものすごい習慣がありますが、初めから欲張るとどれも身につかない恐れがあるので、まずは7つから。

自分なりに以前から習慣にしていることが2つありまして、それぞれ有意義だな、と思いながら習慣として継続している。

a.会社に着いたら初めにタッチタイピングの練習をする。

 1年くらい、練習サイトで5分間やっているのですが、最近かなりの確率で100点(字数やミス率で採点しているらしい)が出せるようになってきた。でも、休暇などでサボるとてきめんに効果が下がる。継続は力なりが強く感じられます。

b.歯磨きの時は社説を読む

 新聞の社説って普通はあまり読まない。上から目線で「政府は対策を急ぐべきである」なんて言って「何様?あんた何してるわけでもなかろう。」な感じだし、情報収集のソースではないし。だからこそ、歯磨きの時間に読むと決めて2年くらいたちます。毎日の習慣になるし(自分は中日と日経をとっているので朝夕で両紙読める)なれると所要時間がだいたい一致してくる。さらに、読んでいると「上から目線の態度」を楽しめるようになるし、軽く緊張感のある文章を必ず一定量読むことはきっと脳に有益な気がする。さらにこの「上から目線の態度」は新聞によって流儀があるようで、お昼時に「産経」とか「毎日」など日ごろあまり読まない新聞を見つけると、「流儀の確認」の目的で社説を読んでみるのが案外楽しい。

以上